６時３０分、まだ空には明るさが残っている中で、ナイトハイクの説明が始まりました。
　最初に、ナイトハイクで見たり感じたりするポイントについて説明がありました。カエルの鳴き声、ホタルの種類の解説の後に、暗闇の中で見られる人間の行動について興味深い解説があり、暗闇の中では他の人に頼ることが出来ないので、自分を見つめる機会にしてくださいという話もありました。
　懐中電灯なしで林の中で目を慣らしながら、ホタルの観察地点に行きましたが、残念ながら最初はほとんどホタルを見つけることができませんでした。もうだめかもしれないとあきらめかけたころ、突然数匹のホタルが光りだし、すぐ近くまで飛んできたホタルに子どもたちの歓声があがりました。　突然ホタルが現れたのは、話し声を立てず整然と行動できた子どもたちへのごほうびだったかもしれません。
野外学習ならではのよい経験をしました。