本校ＰＴＡ副会長の浅野様に執筆していただいた作文が、先日配付しました「愛知のＰＴＡ」に記載されています。とても素敵なご家族だと感じました。せっかくの機会ですので、改めて紹介させていただきます。

「みんなで子育て」春日井市立八幡小学校PTA 浅野　美奈子
我が家はおじいちゃんとおばあちゃん、夫と私と三姉妹の子どもたちの七人家族です。
　先日、テレビで大家族の特番を観ていた小四の次女が「うちは大家族じゃなくてよかった」と言った言葉に家族一同が大笑い。
　それは、この家族でよかったと次女は、言いたかったのでしょう。
　学校から帰って来ると、真っ先におじいちゃんおばあちゃんの部屋に向かって今日の出来事を報告します。そして、おやつをもらってひとしきりおしゃべりしてから満足げに二階に上がって来ます。
　絵手紙を習っているおばあちゃんは時々子どもたちと一緒に絵手紙を描き、旬の食べ物を子どもたちに教えてくれます。「この赤いの、これがザクロだって！」「これ知ってる？ウドだよ！」と話してくれる子どもたちは嬉しそうです。
　毎日ダジャレを言うおじいちゃんに「五十点！」と厳しい採点をする子どもたちに何度も挑戦するおじいちゃん。
　そして週末になると、近くに住んでいる弟夫婦と五歳と二歳の子どもたちが遊びに来て我が家は十一人に増えます。子どもたちからしてみたらかわいい従兄弟たち。
　甘えっ子の小二の三女はこの時はお姉ちゃんになり、いろいろ五歳の女の子のお世話をし、いつも勝手な事ばかり言っている次女は二歳の男の子のおむつを替えてあげたりご飯を食べさせたりお母さんぶりを発揮。
　中一の長女にとっては弟のお嫁さんは少し歳の離れたお姉さんでしょうか。勉強を教えてもらったり、ピアノを教えてもらったり…。
　お互いに思いやったり協力し合ったり、人の数だけ意見があったり、大家族だからこそ出来る支え合いの子育てをこれからも賑やかにしていこうと思います。