4/21 5年生 きそく正しい生活を送りましょう!
- 公開日
- 2020/04/22
- 更新日
- 2020/04/22
5年生
まもなく、休校が始まって1ヵ月半になろうとしています。ここまで長くなるとは誰が予想したでしょうか。だんだんストレスがたまってくるし、やることが見つからなくてボーッとしているだけになっているのではないでしょうか。休校になって一番気をつけなければいけないことは、生活リズムの乱れです。
長い休校で絶対に崩してはいけないのが、早寝早起きの習慣です。ふだん学校へ行く日と同じ時間に起きることを心がけてほしいです。そのためには、夜更かしはしないことです。健康には、生活のリズムを整えることが欠かせません。リズムが崩れると無気力になり、学校が始まっても、元のペースにはすぐに戻すことができなくなります。ひどい時には不登校になることもあるかもしれません。次の5つことを守って生活しましょう。
1 その日の朝に「今日一日の過ごし方」を確認しましょう。日記(半分に切ったノート)や自由帳などに、勉強の予定だけでなく、お手伝い、遊び、テレビやゲームなどの予定をおおまかに書き出してみましょう。
2 勉強は1日の学習内容を決めましょう。まず、先生のプリントや持っている問題集の何ページをやるかを決めましょう。算数の文章題などじっくり考える勉強を1時間、計算や漢字など力を抜きながらやれる勉強を1時間ぐらいがんばってみましょう。5年生あたりだと、「30分がんばって、15分休憩」の繰り返しがよいと思います。
インターネットを使ってNHK for schoolで理科の「天気と雲の動き」「メダカの成長」などを見て感想をまとめてもいいし、社会科の「国土の広がり」「低い土地・高い土地」などもじっくり見るチャンスです。実物を見ることがいちばんですが、外出もままならないときは動画で知識を深めましょう。動画を見た後で教科書を読めば理解が深まることでしょう。午後も2時間ぐらいやれるといいですね。
3 毎日の運動も大事です。人の少ない早朝に散歩をしたり、親子でジョギングをしたり、犬の散歩をしたりするなどして、外に出て体を動かしてほしいです。
4 お手伝いもおすすめです。自然と体を動かす掃除などがよいです。洗濯もいいですね。
5 夕食後は読書をしましょう。家族みんなで読みたい本を持ち寄り、最初は15分でもいいから、「今は家族みんなが本を読む時間」と決めて取り組んではどうでしょうか。読書好きの家族は、語彙が豊富になります。
昔、太平洋戦争のときでも学校は休みにならなかったそうです。誰も経験したことのない長期の休業となりました。ピンチをチャンスと捉え、どうかこの長い休みを意味のあるものにしてください。