学校日記

3月19日 今日の給食は、『せきはん(赤飯)』

公開日
2019/03/19
更新日
2019/03/19

学校の窓

 3月19日(火)、今日の給食献立は、「せきはん・牛乳・豚汁・えびフライ・ボイルキャベツ・お祝いデザート・卓上ごま塩・卓上ソース」でした。
 6年生は、今日が小学校で食べる最後の給食です。日本には、お祝いの時に赤飯を配ったり食べたりする習慣があります。昔の人は「赤い色」には悪いことを追いはらう力があると信じていました。また、米は特別な食べ物と考えていたので、赤い米を蒸して神様にお供えする風習がありました。ふつうに炊くだけで赤くなる赤米(あかまい)は、江戸時代まで作られていましたが、もっとおいしい今のような白い米が作られるようになり、赤米はだんだん食べられなくなっていきました。しかし、赤い色のごはんを供える習慣は残ったため、白い米に「小豆(あずき)」や「ささげ」などで赤い色をつける、現在の赤飯(せきはん)になりました。
 ところで、全国各地には、ピーナッツを入れたり、甘納豆(あまなっとう)を使ったり、甘い味つけにしたり、「ごま塩」ではなく「ごまさとう」をかけたり、しょうゆで味をつけたりと、いろいろな赤飯があります。
 今日は、おめでたい日に食べる赤飯と、名古屋名物で有名な「えびフライ」、そしてお祝いの気持ちをこめた「ケーキ」です。