『ペルセウス座流星群』、今日から見頃です。
- 公開日
- 2018/08/11
- 更新日
- 2018/08/11
お知らせ
今年のペルセウス座流星群は、8月11日(土)が新月で、ペルセウス座流星群を観察する夜半過ぎの時間帯にまったく月明かりのない、最高の条件となります。今年のペルセウス座流星群は、おすすめです。
流星は上空100kmもの高いところで、地球の大気に宇宙空間から粒子が飛び込んで光る現象です。流星になる粒は彗星のかけらで、砂粒程度の小さなものです。ただし地球に飛び込んでくる時の速度は秒速何十kmにもなるので、もし直撃を受けたら大変。大気はそれを美しい流星に変えてくれます。私たちは地球大気のバリアで守られているのです。
このように流星は雲よりもずっと上で光るので、曇ると見えません。天気予報を見ながら、流星がたくさん見えそうな、8月11日、12日、13日の夜に見上げてみてください。いずれの夜も、夜半前はほとんど飛びません。流れ星を見るのには、真夜中(午前0時すぎ)から明け方(午前4時頃)までがおすすめです。その時間帯に見上げると、北東の空から四方八方に広がる向きに流れ星が飛びます。その中心がペルセウス座の方向にあるので、ペルセウス座流星群と呼ぶのです。ただしペルセウス座に流れ星が見られるわけではありません。ペルセウス座を気にせずに、夜空のできるだけ広い範囲を眺めるのが、流れ星をたくさん見るコツです。
名古屋市科学館のホームページで詳しく紹介されているので、ペルセウス座流星群について知りたい人は、下記のURLをクリックしてください。
○名古屋市科学館天文情報『ペルセウス座流星群』
→http://www.ncsm.city.nagoya.jp/study/astro/astro_news/2018_perseids.html
※下の星図は、名古屋市科学館のホームページに掲載されているものです。