学校日記

7月2日 今日は、『半夏生(はんげしょう)』です。

公開日
2018/07/02
更新日
2018/07/02

学校の窓

 7月2日(月)、今日は『半夏生(はんげしょう)』です。夏至(げし)から11日目にあたります。呼び名の由来には、漢方薬に使われる半夏(サトイモ科のカラスビシャク)が生える頃だからという説があります。ハンゲハンゲなどの語呂合せで〈半夏半毛〉〈半夏半作〉などといい、この日までに田植を終わらないと秋の実りが遅れて半分しか収穫量が見込めないといわれ、農作物を育てる上でひとつの目安となる時期でもあるので、各地では様々な行事や習慣があります。
 関西では豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。これは、作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願するといった意味が込められているそうです。タコには、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。蒸し暑さが強まり疲労が増してくるこの季節にタコを食べるのは、栄養面からみても理にかなっているといえそうです。また他の地方では、半夏生にうどんやまんじゅう・すし・サバなどを食べる習慣があるそうです。