学校日記

鳥小ザウルス「えがぉー」除幕式 髙木実行委員長挨拶

公開日
2008/10/09
更新日
2008/10/09

創立100周年事業コーナー

 9月27日(土)の創立100周年記念大運動会で行われた鳥小ザウルス「えがぉー」除幕式での髙木成実実行委員長挨拶をご要望多数のため、紹介します。

 ご来賓の皆様、河田校長先生はじめ先生方、在校生の皆さんこの百周年の為に資源回収に一生懸命取り組んでくれた現在高校生、中学生になっている卒業生の皆さん、PTA役員をはじめとする保護者の皆さん、そして日頃より子供達を温かく見守っていただき、多分なる賛助をいただきました地域の皆さんのおかげをもちまして、鳥小ザウルス“えがぉー”がいまここに再生、復活いたしました。まずもって深く御礼申し上げます。
 復活、再生と申し上げましたが いまから35年ほど前、この鳥居松小学校には確かに恐竜が存在していました。1960年今から48年前、当時、美術の先生だった吉川先生と子供たちがこの小学校のすぐ下を流れる地蔵川の“だれ”から小石を拾い、木枠とラス網とコンクリートで先生が手作りされた恐竜にその小石を“ウロコ”のように貼り付けてつくられたものでした。口からは水炎も吐きました。私が小学校の六年生の頃、木造校舎から鉄筋コンクリート製の校舎に建て変わったとき、その恐竜も姿を消しました。この恐竜が実際に存在したのは12年あまりでしたが、当時の在校生の恐竜の事を話すと「あったよ あった たしかにあった!」と必ずみんな笑顔で答え、話が盛り上がりました。そして今から五年前、100周年の計画が持ち上がったとき、100周年のシンボルとして“鳥小らしい”心こもったモニュメントとして是非、この恐竜を復活させたいと思いました。
 とはいうものの「ああしたい」、「こうしたい」という想いだけが先走りなかなか現実のものとはなりませんでした。しかし、PTA会長OB会、PTA役員さん、教頭先生の叱咤激励があり、市内の東洋マテランさんという会社の池上さん、伊藤造園の社長さんの熱い想いでご協力をいただきここに完成をみることができました。あらためて御礼申し上げます。
 この恐竜の名前は 鳥居松小学校の在校生に公募されました。多く名前の挙がった“鳥小ザウルス”を前置詞にして、5年生の女の子がつけてくれた“えがぉー”という名前に決定しました。鳥小ザウルス“えがぉー”、本当にいい名前がつきました。みんな、ありがとう。鳥小の“えがぉー”のもとで、元気いっぱい笑顔で学校生活を過ごし、卒業してからも笑顔を忘れそうになったとき、またこの“えがぉー”の元にきて“えがお”を取り戻してくれたらと想っております。
 最後にこの“えがぉー”が 五年後、十年後にこの鳥居松小学校の景色の一部になっていることを願って、想って、100周年実行委員長の挨拶とさせていただきます。