３年生では今日、文化財団から講師の先生をお招きして、図工の出前授業をやっていただきました。題材は「土で描く」です。絵具ではなく、土で描くのです。どこの土？学校の土です。事前に採集しておいた牛山小学校の敷地内の土をふるいにかけ、接着剤を混ぜて絵具を作ります。最初は戸惑っていた子どもたちでしたが、土の感触に面白さを感じ始めたあたりから自由奔放に用意されたダンボールに土を塗り始めました。いつもの図工よりも笑顔がはじけ、楽しそうに課題に取り組む様子が見られました。
　最近、子どもたちに土をダイレクトに感じる外遊びの経験が減っているという話を聞きます。しかし、土遊びは子どもたちの想像力を掻き立て、創作意欲を高めます。子どもたちにとって、思い出に残る授業となったのではないでしょうか。