校庭の木々が
- 公開日
- 2009/04/20
- 更新日
- 2009/04/20
校長室から
教育者の東井義雄さんの言葉に「校庭内の木々が子どもが生きているのとは別のところで生きているということが、私は寂しい。」というのがあります。
子どもたちが生活のまわりにある自然に目を向けようとしないことを憂えた言葉です。子どもだけでなく大人も心に余裕がないと、なかなか自然の変化や美しさに気がつきません。
校庭の木々は芽吹いたころの柔らかい緑が少しずつ濃いみどりに変わってきました。東側の藤棚では、紫や白の花がもうすぐ満開です。あたり一面甘い香りがただよっていて、クマンバチが蜜を求めて飛んでいます。藤棚の下で元気に鬼ごっこをしている子たちに「あまいニオイがしてくるよ?どこからかな?」などと、話しています。
玄関先のツバメの巣づくりが進んでいます。そうじ当番の子どもが「ツバメさんたちに名前をつけたよ。」って手紙を渡してくれました。
自然豊かな牛山小だからこそ感じることができるものを大切にしていきたいと思っています。