中秋の名月
- 公開日
- 2014/09/09
- 更新日
- 2014/09/09
校長室から
運動会の練習が始まるとともに,空気もすっかり秋になってきました。日照率が例年の半分ほどだった8月を思うと,今日のさわやかな青空は本当に久しぶりの感があります。 また,夕べは中秋の名月。夜空を見上げた子どもたちもたくさんいたのではないでしょうか。ススキにお団子という定番の風景もなかなか見られない昨今ですが,給食にはちゃんとお団子が出ていました。ただ,その形は少々細長く,若干の違和感がありました。調べてみると東日本と西日本ではそれぞれ丸形・ちまき形などと地方によって異なるようです。昨日の給食に出たお団子は「芋名月」になぞらえた西日本形なのでしょうか。お団子は里芋,ススキは稲穂に見立て,実りの秋に感謝してきた風習の形だそうです。
天候の変動により,日本らしい季節感が少しずつ薄れていくのは寂しいと同時に心配なことでもあります。見つけた「季節」を子どもたちにも伝えていきたいものです。