保健室の先生
- 公開日
- 2014/06/20
- 更新日
- 2014/06/20
校長室から
養護教諭というのが正式名です。
最近は,医療行為をしてはいけないことがより明確になり,以前なら赤チン(この言葉を知っている人も少なくなりました…)塗ってはいおしまい!ということもありましたが,薬品アレルギーなども増えてきており,薬品を使った処置ができなくなっています。保護者の方の中には,薬もつけずに水で洗うだけ,何で放っておくのか…と言われる向きもありますが,できなくなっている現状をご理解いただければと思います。けが人はほぼ毎日保健室にやってきます。中には医師に診せる必要のあるケガも有り,保健室の先生の心配は絶えません。
さて,今日のように日差しがある日には布団や毛布を干す光景が見られました。梅雨時は体調を崩して保健室で横になる子どもたちも多くなります。少しでも気持ちのよい布団で早く回復を願う思いなんですね。今日は,1年生の体重測定もありました。一月おきに行われる機会に,保健室の先生はさまざまな健康に関する授業もします。今回は歯の健康でした。時期に合った健康教育をさまざまに計画しています。研究会などにも参加し,よりよい授業づくりにも取り組んでいます。
400人近い子どもたちの名前はもちろん,一人一人の体調の特性を把握し,対応できるようにしています。野外学習や修学旅行の宿泊を伴う行事に必ず参加するのは校長と養護教諭だけです。子どもたちにとって自分を知っていてもらえ,安心できる保健室の先生は,毎日大忙しです。