学校日記

いじめの根絶に向けた取組について

公開日
2010/03/12
更新日
2010/03/12

お知らせ

保護者様へ
                            春日井市教育委員会

 早春の候、保護者の皆様には、本市の教育推進のため、ご理解とご協力を賜り厚く感謝申し上げます。
 さて、市内小学校の男子児童がいじめを受け、現金を脅し取られるという事件が発生しました。今回の事件では、早期発見・早期対応ができなかったことが最大の原因であり、今後の課題ととらえています。いじめは、どの学校でも、どの子にも起こりうることを、教育に携わる者すべてが改めて認識し、いじめの早期発見、早期対応に努めることが必要と考えます。
 今後、学校においては、
 1 悪いことは悪いという規範意識の醸成
 2 一人ひとりに目を向け、子どもが出す小さなサインを見逃さないこと
 3 人権に配慮し、一人ひとりの子どもを大切にした教育や学校運営に努めること
 に今まで以上に取り組んで参ります。

 保護者の皆様には、ぜひご家庭で「いじめ問題」について話し合ってみて下さい。自分がいじめられていることを知られると、親が悲しい思いをするだろうと思って、子どもは親には相談しないことが多いものですが、家庭や地域でもさまざまな形でサインとして表れます。

 〈家庭では〉
   □ 食欲がなくなる。
   □ 口数が少なくなり、学校や友達のことを話さなくなる。
 〈地域では〉
   □ 公園や街角で、個人を中傷した落書きをよく見る。
   □ 登下校のときいつも同じ子が他の子のカバンや用具等を持たされている。
  ※県教委『小さなサインが見えますかQ&A』「いじめ発見のポイント」より

 などのサインを、注意深く感じ取っていただくようお願いします。

 なお、愛知県教育委員会義務教育課作成の『小さなサインが見えますかQ&A』は、小中学校のホームページよりご覧いただくことができます。是非多くの方に読んでいただければ幸いです。また、どんな小さなことでも、気づいたことがありましたら、各校の教頭や担任にお知らせいただきますようお願いします。