2月10日(金)の給食
- 公開日
- 2017/02/10
- 更新日
- 2017/02/10
給食
<本日のメニュー>
ごはん
牛乳
関東煮
ごぼう入りつくね
もやしのゆかり和え
ココアパウダー
<給食小噺> 〜「しそ」はなぜ赤くなる?〜
「しそ」は中国でうまれた葉野菜(はやさい)です。葉の色が赤色の「赤じそ」と、緑色の「青じそ(大葉)」などの種類があります。
梅干しやガリを作るときに。赤じその葉っぱを使いますが、赤くなるのはどうしてでしょう。
これには
「アントシアニン」という色素が
関わっています。
極端な話ですが、理科の実験と同じです。
小学校の時に、リトマス紙で酸性・アルカリ性を判定する実験があったのを覚えている方もいらっしゃることでしょう。
アントシアニンはアルカリ性なら青く、酸性なら赤くなる性質があります。
「しそ」にもアントシアニン系の色素である
「シソニン」が含まれています。
ダジャレっぽいですが、本当の色素名です。
梅にはクエン酸(酸性)がふくまれていますので、
赤シソの葉 + 梅 = 赤い梅干し
シソニン + クエン酸 = 赤い梅干し
とまさに化学反応!
梅がアルカリ性でなくてよかったですよね。