手話教室
- 公開日
- 2016/06/08
- 更新日
- 2016/06/08
5年生
障害は、身体障害、知的障害、精神障害の3つに区分されます。また、人口に対する割合でいうと、日本国民の約6%が何らかの障害を有していることになります。それは、決して少ない数ではなく、生きていく上で必ず何かしらの関わりはあることになります。
5年生1学期の総合では「ふれよう!探ろう!福祉のこと」とテーマを決め、福祉について学んでいます。本日は、講師の先生として、聴覚障害者と通訳者をそれぞれ2名ずつお招きして、聴覚障害について学びました。
障害があることによって、大変な思いをしていると、お話を伺いました。聴覚障害者は、一見して、健常者と区別がつかず、気づいてもらえないため、多くの苦労を経験しているようです。また、音声に頼らないコミュニケーションの取り方を学びました。「手話」「指文字」「空書」等、大きく分けて7つの方法があるそうです。その中で一番大切なことは身振りだそうです。子どもたちも実践し、会話の中の音の大切さを実感するとともに、身振りも大きな役割を果たしていることに気づけたようです。
障害について、多くのことを知りました。今までと比べ、これからは、障害者に対して正しい支援ができるはずです。また、障害のあるなしに関係なく、すべての人に対して、思いやりのある行動をとれるようになれるといいですね。