学校日記

<校長室の窓> 小平奈緒選手から学ぶ

公開日
2018/02/19
更新日
2018/02/19

勝川小学校

勝川小学校 高学年の皆さんへ

平昌オリンピックのスピードスケート女子500メートルで、
日本の小平奈緒選手(相沢病院)は、
36秒94のオリンピック新記録で、
日本女子初の金メダルを獲得しました。
その雄姿を、テレビで観た人は多いと思います。

この金メダルは、ソチオリンピックで5位だった小平選手が、
オランダ留学など、努力を積み重ねてきた結果であり、
日本中の人が、勇気づけられました。

また、彼女の人間性も素晴らしいと思います。
「氷速女帝」の異名をとるバンクーバー・ソチ大会の金メダリスト
イ・サンファ選手が(韓国)が、母国での3連覇を達成できず、
リンクで号泣していた時、小平選手が彼女に寄り添い、抱きしめ、
優しい言葉をかけました。
小平選手がかけた言葉は、「チャレッソ」だそうです。
韓国語で「よくやった」という意味です。

小平選手が、
「サンファ、たくさんの重圧の中で、よくやったね。
 私は、まだリスペクト(=尊敬)しているよ!」と声をかけたら、
サンファ選手も、「ナオもチャレッソよ!」と言ったそうです。


そのシーンは、海外メディアにも取り上げられ、
世界中の人に感動を与えました。

韓国のサンファ選手のファンも、
「とても感動した!」
「全てを終えた瞬間…競争者として一緒に走ってきた人…
 同僚として…美しい」
「小平選手みたいなお姉さんがいたらいいのに」
「こんな日本人が多くいたらいいな」
「小平奈緒選手は、とても好感が持てる」
「本当にお疲れさまでした。イ・サンファ選手・小平奈緒選手!」

などと、声を上げているそうです。

小平選手は、まさに、日本人の「誇り」ですね!

(写真出典 Yahoo!画像)