学校日記

<校長室の窓> 本多洋監督から学ぶ

公開日
2018/02/07
更新日
2018/02/07

勝川小学校

勝川小学校 サッカー部・バスケットボール部の皆さんへ

ある教育誌に、バレーボール男子の全日本ユースの監督である
本多洋(ほんだひろし)監督の言葉が載っていましたので、
紹介しますね。

強くなるために必要なものは2つあります。
1つは、「武器=技術」を持つこと。
もう1つは、「考える力」です。

何を考えるかというと、仲間を見て、相手を観察して、
「今、どうすれば仲間を助けることができるか」
「今、どうすれば仲間を喜ばせることができるか」
を考えるのです。

なぜなら、試合中、自分がボールをさわるのは一瞬(いっしゅん)で、
ボールをさわっていない時間の方が圧倒的に多く、
実は、その時間を、「自分は仲間のために何をすればよいか」を
考えて実行に移せる選手が、
どれだけいるかで、勝敗がわかれるのです。

それは、練習だけで身につくものではなく、
ふだんの生活の中から、
相手を思いやる考え方や行動を「習慣化」させることが大切です。

いかがですか。
この考え方は、サッカーやバスケットボールも一緒ではないでしょうか。
とりわけ、相手を思いやる行動で大切なのは、
「コミュニケーション力」「対話力(たいわりょく)」です。
そして、その原点は、「愛」であり「真心(まごころ)」なのです。

(写真出典 Yahoo!画像)