<校長室の窓> 相田みつを氏から学ぶ
- 公開日
- 2017/12/05
- 更新日
- 2017/12/05
勝川小学校
© 相田みつを美術館
相田みつを氏の作品の本校HPへの掲載は、
相田みつを美術館から許可をいただいています。
相田みつを氏は、著書『一生感動一生青春』の中で、
次のようなことを述べています。
「正」という字は、「一」に「止まる」と書きます。
「一に止まる」の「一」とは何でしょう
一とは原点、一とは自分、一とはこのわたしです。
自分が人間としての原点に止まる、それが正。
自分が自分の原点に立ち帰る、それが正。
「原点に立ち帰る」ということは、
人間としての、本来の自分になること。
それでは本来の自分とは何か。
「損得(そんとく)」「勝ち負け」「お金の有る無し」などという
比べることをやめた自分、それが本来の自分です。
何事にも感動することに、お金は一銭(いっせん)もかかりません。
感動に損得はありません。
損得を離れた人間本来の自分に立ち帰る。
それが「正」です。