正しい方法で日食を観察しましょう
- 公開日
- 2009/07/13
- 更新日
- 2009/07/13
校長だより
7月22日に、日本では46年ぶりとなる皆既日食を見ることができます。そこで、今朝の集会では、日食についての簡単な説明と、目を守るための安全な観察の仕方について話をしました。
日食を説明するために、地球儀・ソフトボール・バスケットボールを使って、地球・月・太陽の位置関係を見せました。また、青い厚紙(月)と黄色い厚紙(太陽)を使って、私たちの目で見ることのできる日食の様子を紹介しました。
残念ながら、皆既日食は日本の南の方の島でしか見ることはできませんが、この地方でも部分日食を見ることができることを伝えました。
日食を観察するときは、直接見ること、双眼鏡や望遠鏡を使ってみること、サングラスや色の濃い下敷きなどを使ってみることは、目にとって非常に危険なので、やめるように話しました。
安全な観察の方法として、小さな穴を開けた厚紙や穴の開いた玉杓子・麦藁帽子などを利用して太陽を別の紙に写す方法、鏡に反射させて壁に映す方法などを紹介しました。木漏れ日による影もぜひ見てほしいと思います。また、あたりの明るさや気温の変化についても調べてほしいと話しました。
非常に珍しい天体ショーです。22日がすばらしい天気になることを祈りながら、たくさんの子どもたちが日食を興味を持って安全に観察してくれることを期待しています。