<校長室の窓> DeNA ラミレス監督から学ぶ
- 公開日
- 2017/10/31
- 更新日
- 2017/10/31
勝川小学校
保護者の皆様へ
現役時代、明るいキャラクターから「ラミちゃん」の愛称で親しまれ、
外国人史上初のNPB2000本安打を達成した名打者ラミレス氏は、
昨季、初めてDeNAの監督に就任しました。
戦前の予想を覆して3位に入り、
1年目からCS(クライマックスシリーズ)進出という、
「快挙」を成し遂げました。
そして、今季はCS第2ステージで、あの広島を破り、
現在、「日本シリーズ」でソフトバンクと闘っています。
彼の手腕は、プロ野球ファンのみならず、多くの人に、
大きな「インパクト」を与えました。
若いチームに「躍進」を呼んだ一つの要因は、
ラミレス監督の「後ろを向かない『言葉学』」だそうです。
ラミレス監督が発する言葉は、ことごとく「前向き」なのだそうです。
負けても、試合後の最後は、
「Tomorrow is another day(明日は明日の風が吹く)」
と締めくくり、
前日負けた試合を振り返っても、
「Today is a new day(今日は新しい一日だ)」
と、呪文のように、「ポジティブ」な言葉を口にするのです。
努めて後ろを向かず、決して悪い流れを引きずろうとしません。
なぜ、彼は、ポジティブな言葉にこだわるのでしょうか。
ベネズエラ出身らしいラテンの「ノリ」も一つにあるかもしれませんが、
それ以上に、ラミレス監督がこだわっていたのは、
「若い選手をのびのびと育てよう!」そのためには、
「ミスを責めない!」ということだそうです。
彼の指導の下で、
若い筒香選手は、WBCで「日本の4番」になりました。
彼の指導の下で、
宮崎選手が、今季「首位打者」になりました。
若い選手を、のびのびと大きく育てるコツ、
それは、「ポジティブな言葉」「ミスを責めない姿勢」です。
彼の考え方は、学校教育においても、家庭教育においても、
共通することではないかと、考えさせられました。
釈迦に説法をお許し下さい。
※アレックス・ラミレス氏の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)