学校日記

<校長室の窓> 勝川っ子の素晴らしさ

公開日
2017/10/20
更新日
2017/10/26

勝川小学校

昨日、地域の方から嬉しいお手紙をいただきましたので、
ご紹介します。

二学期の二大イベントの運動会と遠足(?)を終えられ、
少しは肩の荷も軽くおなりでしょうか。
唐突にして少し時宜を失しておりますが、
迷った末、感謝のお礼を申し上げたくペンをとりました。

私事、傘寿を超えた独り居のババです。
小学生との係わり合いは皆無の毎日でございます。
しかし、通学路に面した住まいですので、
登下校の子供達のおしゃべりや行動には、
パワーをいただいております。

実は九月半ば下校中の女子(高学年?)に、
「運動会はいつ」かと買物帰りに家の近くで訊ねました。
「九月三十日」との返事でしたが、
その時、私が両手に買物袋を下げていましたので、
「お持ちしましょうか」と、
予期しないうれしい申出に感謝の気持ちでポーとなりました。
家まで五〜六米(メートル)のところでしたので、
折角の申出はお断りしましたが、
勇気を出して申し出てくれたのに、
悪かった事、後悔致しております。

勉学オンリー・自己中心的な小学生を多々見てきておりましたが、
教育理念や生活指導の徹底が、御校においてなされている賜かと、
うれしくうれしく感謝申し上げます。

そして、か様な地区に老後を過ごすことが出来ます事、
心よりうれしく心強く感じます。
「感謝」と「有り難さ」の意を込めてペンをおきます。
                          かしこ
平成二十九年十月十七日
勝川小学校長殿


この手紙の封筒には、H.F.というイニシャルが書いてありました。

H.F.様

心あたたまるお手紙、ありがとうございました。
ご住所が書かれてありませんでしたので、返信を書くことができなくて、
誠に申し訳ありません。
感謝をしなければならないのは、私どもの方です。
優しい勝川っ子をほめていただき、本当にありがとうございました。
私は常々、勝川っ子に対して、
「地域を愛し地域に愛される子ども」になってほしいと願っております。
地域の方に対して「親切な行いができる勝川っ子」、
今回のこのお手紙は、本当に心に沁みるものでした。
本当に、ありがとうございました。

これから、だんだん寒くなって参りますが、
どうか、くれぐれもご自愛をいただきますよう、お願い申し上げます。
そして、これからも勝川っ子を、あたたかく見守っていただきますよう、
切にお願い申し上げます。
この度は、本当にありがとうございました。  
                         校長 堤 泰喜