学校日記

<校長室の窓> 前野隆司(まえのたかし)先生から学ぶ

公開日
2017/10/19
更新日
2017/10/19

勝川小学校

勝川小学校 高学年の皆さんへ

慶応義塾大学大学院教授の前野隆司先生の著書(ちょしょ)
『幸せのメカニズム』(講談社現代新書)という本が注目されています。
それによると、人が「幸せ」と感じるためには、
次の4つが大切だそうです。

1 やってみよう!

 人は、成長(せいちょう)を感じたときに、幸せを感じます。
 夢をもつことの最大の意味は、そこに向かって進歩していく、
 成長していく過程(かてい)の中にあるのです。
 そして、夢に向かう過程で、多くのものを手にしていくのです。
 ぜひ、チャレンジ精神(せいしん)で、やってみましょう!

2 ありがとう!

 感謝(かんしゃ)する。
 感謝される。
 どちらも私たちは、幸せを感じます。
 「ありがとう」という言葉は、日本語で一番美しい言葉です。
 「ありがとう」という言葉を大切にしましょう。 

3 なんとかなる!

 同じできごとが起きたときに、
 それを、
 「人生の経験になった」と捉(とら)える人と、
 「人生最大の失敗」と捉える人。
 未来を楽観的(らっかんてき)に考える人と、
 悲観的(ひかんてき)に考える人。
 前向きに、楽観的な人の方が、幸せを感じることができます。
 また、気持ちの切り替(か)えができることは、
 幸せに生きる大きな力にもつながります。
 最後は、なんとかなります!
 沖縄では「なんとかなる」という言葉を「なんくるないさ」といって、
 県民が大切にしているそうです。

4 あなたらしく!

 誰かと比較(ひかく)しながら生きるのではなく、
 自分の大事にしたい価値観(かちかん)を大事にし、
 誰と比べることもなく生きることが大切です。
 そもそも人の不幸は、誰かと比べるところから
 スタートするのではないでしょうか。
 自分らしく生きる!
 これも、幸せに生きる大きな要素(ようそ)の一つです。

以上が、幸せに感じるための4つの要素だそうです。
「なるほどな…」と思いました。

私は、相田みつを氏の究極(きゅうきょく)の言葉を、
いつも声に出して、自分に言いきかせています。
それは、「しあわせは いつも じぶんのこころがきめる」です。

※前野隆司氏の詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)