<校長室の窓> 勝川大弘法さんのご住職様から学ぶ
- 公開日
- 2017/06/21
- 更新日
- 2017/06/21
勝川小学校
勝川小学校 高学年の皆さんへ
「勝川の大弘法さん」として、
勝川地区の人々からとても親しまれている
勝満山(しょうまんさん)崇彦寺(しゅうげんじ)のご住職様と、
お話をする機会がありました。
ご住職様のお名前は、林崇彦(通名「崇海」)さんです。
これまで、とても苦労をされた後に、「仏門」に入られた方です。
現在、90歳を超えてみえますが、
とてもお元気で、笑顔の優しい方です。
ご住職様が書かれた本を、1冊いただきました。
今日は、その中から次の言葉を紹介しますね。
<過ぎたることは済(す)んだこと>
いつまでもくよくよしていては、前に進みません。
失敗は成功のもと。
気のゆるみや不心得(ふこころえ)は、天の戒(いまし)めです。
再び繰(く)り返さないように肝(きも)に銘(めい)じて、
次のステップのために、心の準備をしましょう。
過去の努力を無駄にすることなく、
心機一転(しんきいってん)、再出発が大切です。
必ず新しい道が開けてきます。
きっとどこからか、救いの手をさし伸べてくださいます。
あなたには、その力が潜(ひそ)んでいるのです。
過ぎたることは済(す)んだこと。
その時はその時!
<他人を許せる人になりましょう>
他人を許すことができる人、愛することができる人は心豊かです。
逆に、他人を許すことのできない人、
いつまでも恨(うら)みを持っている人は、
心貧(こころまず)しくて不幸です。
争いも揉(も)めごとも、
その場で勝っても、
後々まで何となく不愉快(ふゆかい)な想いが残ります。
自ら引き下がって負けた人は、
いつまでも心爽(こころさわ)やかで、幸福です。
いかがですか。
苦労を重ねてみえた方の言葉だけに、心に深く響くものがありますね!