小学生で出会っておきたい詩
- 公開日
- 2017/03/30
- 更新日
- 2017/03/30
勝川小学校
昨日の読売新聞の朝刊に、
詩人の川崎洋(かわさきひろし)さんの詩が載っていました。
存在(そんざい)
「魚(さかな)」と言(い)うな
シビレエイと言え ブリと言え
「樹木(じゅもく)」と言うな
樫(かし)の木と言え 橡(くぬぎ)の木と言え
「鳥(とり)」と言うな
百舌鳥(もず)と言え 頬白(ほおじろ)と言え
「花(はな)」と言うな
すずらんと言え 鬼(おに)ゆりと言え
さらでだに
「二人死亡(しぼう)」と言うな
太郎と花子が死(し)んだ と言え
最後の二行のために、川崎洋さんは、筆をとったのでしょう。
お友達(ともだち)を呼(よ)ぶときは、
「お前(まえ)」とか「あだ名」ではなく、
そのお友達の名前を、きちんと言いましょうね!
呼(よ)び捨(す)てもいけませんよ。
「○○さん」「○○ちゃん」「○○くん」と、
優(やさ)しく言いましょうね!
私たち、教師(きょうし)も気をつけます!
(写真は「もず」です。出典はYahoo!画像)