小学生で出会っておきたい言葉
- 公開日
- 2017/03/22
- 更新日
- 2017/03/22
勝川小学校
勝川小学校 高学年の皆さんへ
今日は、ルーマニアの作家C.V.ゲオルギウの言葉を紹介します。
(この言葉は宗教家マルチン=ルターの言葉という説もあります)
たとえ世界の終わりが明日だとしても
私は今日林檎(りんご)の木を植える。
<解説(かいせつ)>
私たちは、どんな時でも「希望」を持ち続けることができます。
世界が終わるとわかっていて、なお植える林檎の苗について、
無駄(むだ)かそうでないかを考えることは、
あまり意味がありません。
「希望」の本質(ほんしつ)は、
明日を信じる「心の強さ」です。
そして、言葉の強さが、私たちの魂(たましい)を、
励(はげ)ましてくれることもあります。
こんなふうに「したたかな力」で。
なお、似たような言葉ですが、
瀧森古都(たきもりこと)著
『たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える』
(SBクリエイティブ)
という本に、全国の書店員さんから、絶賛の声があがっているそうです。