<校長室の窓> 新聞を読もう!
- 公開日
- 2017/02/16
- 更新日
- 2017/02/16
勝川小学校
勝川小学校 高学年の皆さんへ
今日は、中日新聞「ヤングアイズ」から、
11才の小学生の作文を紹介します。
(以下引用)
ぼくは毎朝、新聞を読んでいる。
最近、新聞を読む人が少なくなって、
「新聞ばなれ」が進んでいると言われる。
その大きな原因となっているのが、
インターネットの存在だと思う。
しかし、ネットの情報は本当に正確と言えるがどうか。
ネットには、うそやうわさが流れていることもある。
一方、新聞は、それぞれの専門の記者たちが正確な情報を載せている。
インターネットが普及した現代だからこそ、
新聞の存在価値は、むしろ高まっているのではないか。
新聞という情報手段があることを、
ぼくたちは絶対に忘れてはならない。
毎朝、家庭に届く新聞をきっちり読んで、
正確な情報を知ってもらいたいと思う。
ぼくは、これからも、新聞を読み続けるつもりだ。
(引用終わり)
高学年の保護者の皆さまへ
経済協力開発機構(OECD)が、2009年、
各国の15歳を対象に行った国際学力調査では、
新聞を読む生徒ほど「読解力」の成績が良い傾向が見られました。
平均得点が520点だった日本は、
新聞を読む生徒が531点で、
新聞を読まない生徒との間に、25点の差がありました。
平均得点がトップだった上海も、
新聞を読む生徒は566点で、
読まない生徒とより35点も高かったのです。
ぜひ、どんな欄でも結構ですので、
お子様に、毎日、新聞を読む習慣をつけさせてください。
新聞を読むことは、読解力を養うだけでなく、
「社会」と対話をすることにもつながります。