学校日記

<校長室の窓> 奈須正裕教授から学ぶ

公開日
2017/01/30
更新日
2017/01/31

勝川小学校

保護者の皆様へ

1月28日に、研修先の筑波大学附属小学校において、
上智大学の奈須正裕教授の講演を聴きました。

とても素晴らしい講演で、感動で体が震えました。
講演の中の次の言葉を、本日、本校の教職員に伝えました。

子ども達には、教師が教えなくても、
もともと持っているものがある。

それは、自らの経験から得たもの。
教師の役割は、それらを引き出したり、伸ばしたりすること。

子ども達の持っているものは、それぞれ違う。
経験が違うのだから、当たり前。

授業の中で、それらをどう表出させ、
授業の中で、それらをどう収束させるか、
教師の手腕にかかっている。

友達の意見を聞く。
自分の考えとは異なる友達の考えに「はっ」とさせられる。
もっと、友達の意見を聞きたい。
もっと、自分の意見を伝えたい。
その時、授業は「生きたもの」になる。

今日という1日の学校生活で、子ども達が、
「自分はこんなに成長した」
「自分はこんなに素敵になった」
という達成感を持てる。
そんな学校にしてほしい。


本当に、含蓄のあるお言葉でした。
肝に銘じたいと思っております。

保護者の皆様におかれましては、
ご家庭で、お子様に色々な経験をさせてあげてください。
それが、お子様の「生きる力」の礎となります。
よろしくお願い致します。

※奈須教授のプロフィールは、ココをクリックしてください。
 今回の中央教育審議会の教育課程部会でも活躍された方です。