歴史発見!〜勝川という名前について〜
- 公開日
- 2017/01/30
- 更新日
- 2017/01/30
勝川小学校
「勝川(かちがわ)」という名前の由来については、
歩いても渡れる川という意味の「かち川」を、
小牧・長久手の戦いの際に、この地に立ち寄った徳川家康が、
「勝つ川か!それは縁起(えんぎ)がよい!この戦いに勝つぞ!」と
言ったことから、
「勝川」という漢字が使われるようになったという説が有力でした。
しかし、実は、その2世紀近く前の古い文書に、
「勝川村」という名前が記されていたのです!
その古い文書は、京都の醍醐寺(だいごじ)で見つかりました。
醍醐寺は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行ったお寺で、
今でも、「桜の名所」「世界遺産」として有名なお寺です。
この地域は、実は、醍醐寺の荘園(しょうえん)だったのです。
室町時代から、この「勝川」という名前があったのです!
勝川小学校のよい子の皆さん!
この学校の名前の歴史に、「誇り(ほこり)」を持ちましょう!
※写真は、古い文書のレプリカ(複製)です。
本物は、名古屋市博物館に展示されているそうです。
※醍醐寺の詳細は、ココをクリックしてください。