学校日記

<校長室の窓> 朝型生活(あさがたせいかつ)

公開日
2017/01/12
更新日
2017/01/12

勝川小学校

6年生の皆さんへ

今日から3か月後は、皆さんは中学生になっています。
4月12日頃は、部活の「仮入部(かりにゅうぶ)」が、
始まるころかもしれませんね。

皆さんには、文武両道(ぶんぶりょうどう)を、
目指してほしいと思います。
ここで言う「文武両道」とは、
「勉強と部活の両立(りょうりつ)」です。

そのためのワンポイントアドバイス!
そろそろ「朝型生活」に、切り替(か)えてみませんか。

中学校の部活では、「朝練習」をする部活が多いと思います。
今よりも、1時間以上早く、学校へ行くことになります。

さらに、慣(な)れないうちは、疲労が蓄積(ちくせき)します。
夜、眠いのを我慢(がまん)して勉強するより、
朝、勉強する方が効果的です。

つまり、早く寝て、早く起き、
朝、1時間か2時間、勉強する習慣をつけるのです。

「今のうちから朝型の生活に慣れておく」ことが大切です。
「早寝・早起き・朝勉強・朝ごはん」ですね!

東京ベイ・浦安市川医療センターの神山潤医師(臨床睡眠医学)は、
「早く寝るためのコツ」として、次の5つをあげています。
■寝る「直前」まで勉強し続けるのは避(さ)ける
■寝る「直前」に熱い風呂に入ったり、パソコン画面などを見たりしない
■布団(ふとん)に入る前に、静かな音楽を聴くなど、
 リラックスする時間を設(もう)ける
■日中、適度な「運動」をしておくと、寝付(ねつ)きが良くなる
■早起きの気持ち良さを一度体感(たいかん)すると、
 早寝に取り組みやすくなる


脳科学者の茂木健一郎先生の本に、こんなことが書いてありました。
「朝は脳の“ゴールデンタイム”です。
 眠っている間に記憶が整理されていますから、
 脳がクリアな状態になっています。
 そのため、朝はもっとも脳がパワーを発揮しやすい時間帯です。」


6年生の皆さん、例えば、
朝5時に起きて、7時までの2時間、集中して勉強してみませんか。
そして、小学校6年間の「学習のまとめ」を、しっかりするのです。
特に、「算数」に力を入れて下さい。

朝の勉強!効果絶大(こうかぜつだい)です。
朝ごはんも、しっかり食べることができますよ。

これは、あくまでも一例です。
大切なことは、自分の体にあった勉強法を自分で考えるということです。

6年生の皆さん、
「中学校生活」は、もうそこまで来ています。
頑張ってくださいね!
心から、応援しています!

※神山潤医師の詳細は、ココをクリックしてください。
※茂木健一郎氏の詳細は、ココをクリックしてください。