<校長室の窓> 星野富弘(ほしのとみひろ)さんから学ぶ
- 公開日
- 2017/01/06
- 更新日
- 2017/01/07
勝川小学校
勝川小学校 高学年の皆さんへ
本日の3学期始業式で、腰塚勇人さんを紹介しましたね。
実は、もう一人、皆さんに知っておいてほしい人がいます。
その方は、星野富弘さんです。
富弘さんは、群馬県勢多郡東村(現みどり市)に生まれました。
群馬大学教育学部体育科を卒業した後、
中学校の体育の先生になりましたが、
クラブ活動の指導中に、頸髄(けいずい)を損傷(そんしょう)し、
「手足の自由」を失いました。
しかし、富弘さんは、病院に入院中、
口に筆をくわえて文や絵を書くことを決意し、努力を続けました。
その結果、彼の素晴らしい詩画(しが)が、人々に感動を与え、
日本はもちろんのこと、アメリカやヨーロッパでも、
彼の「花の詩画展」が開かれるようになりました。
彼の作品のうち、私が一番好きなのは、この作品です。
神様が たった一度だけ
この腕を動かしてくださるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れるぺんぺん草の
実を見ていたら
そんな日が本当に
来るような 気がした
© 富弘美術館
星野富弘氏の作品の本校HPへの掲載は、
富弘美術館から許可をいただいています。
私は、数年前、日光東照宮・足尾銅山を見学した後、
かねてからの念願であった富弘美術館に行きました。
湖のほとりにある美しい富弘美術館で、
彼の作品を目の当たりした時の感動は、
今でも鮮明に覚えております。
その時、私の娘は、感動で涙を流していました。
皆さんも、大人になったら、ぜひ訪(たず)ねてほしいと思います。
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(写真出典 富弘美術館HP&Yahoo!画像)