学校日記

<校長室の窓> 青山俊董(しゅんどう)氏から学ぶ

公開日
2016/12/22
更新日
2016/12/22

勝川小学校

勝川小学校 6年生の皆さんへ

今日は、今、とても話題になって本、
青山俊董著『泥があるから、花は咲く』(幻冬舎)
の中の言葉を紹介します。
大人向けに書かれた本ですが、
皆さんなら、理解できると思います。

近すぎて見えないものがあります。
近づいたから見えるものもあります。
今ここの一歩をあやまらないように、心して運ぶのです。

景色も人生も、角度や立場を変えてみましょう。
きっと、違う面に気づくことができます。

苦しみが私を救う

病気や失敗、悲しみ、憎しみを
肥料とし、美しい花を咲かせましょう。

自分がしてほしいことは、
相手もしてほしいこと

相手を責める前に、自分の行動を変えてみる。
相手の立場を考えられることが人としての条件です。

自分をつきはなして、
静かに眺(なが)めてみよう

山の中にいては、山全体が見えないように、
苦しみの中であえいでいても
苦しさの全容(ぜんよう)は見えません。

これまで生きてきた人生の
総決算(そうけっさん)の姿が、今の私

時間という財産をどう使うかは自分次第(じぶんしだい)。
その積み重ねが内側(うちがわ)からにじみでてくるのです。

下(くだ)り坂(ざか)には、
下り坂の風光がある。

人生の旅路(たびじ)には、いろいろなことがあります。
下り坂を嫌(いや)がらず、
そこでしか味わえないことを楽しみましょう。

行く先々(さきざき)でうまくいかないのは、
自分のせい

一緒にいるだけで、場が明るくなる人と暗くなる人がいます。

私の人生の主人公は私

つらいことがあっても、それをバネにして、
光の世界へ歩み出すことができます。

一人が本気になって火を掲げれば、
やがて輪となって広がっていく

仲間がいるから、つづけていけます。
けれども、「私が始める」という気持ちがないと
スタートすることはできません。

あきらめるな
出なおすことができる

どんな人生も見直し、出なおすことができます。
逆に、どんな立派な人生も、
気を抜くと悪の道にそれてしまいます。

やりなおしのできない命だから、
最高のものにかけたい

生き方はどこかへ探しにゆくものではありません。
あなたの今を見つめましょう。

いかがですか。
少し難しかったですか。
難しいと思った人は、
大人になったら、図書館で借りて、
一度この本を手にしてみてください。

※なお、青山俊董氏の言葉の本校HPへの掲載は、
 幻冬舎の許可を得ています。