<校長室の窓> 高梨沙羅さんから学ぶ
- 公開日
- 2016/10/31
- 更新日
- 2016/10/31
勝川小学校
勝川小学校 高学年の皆さんへ
昨日、北海道札幌の大倉山ジャンプ競技場で、
ノルディックスキー「NHK杯ジャンプ大会」があり、
高梨沙羅(たかなしさら)さんが、圧倒的な強さで優勝しました。
先日、ある教育新聞に、
高梨沙羅さんへのインタビューが載っていましたので、
一部を紹介しますね。
Q ジャンプを始めたころは、どんな子どもでしたか。
A 小学校2年生から始めました。
学校が終わると、急いでジャンプ台に行っていましたね。
なにかに集中すると周囲が目にはいらなくなってしまう、
今も変わっていないですが(笑)。
Q 他のことをしていたとしたら、何をしていたと思いますか。
A 陸上やピアノもやっていましたが、
何よりも「好き」だったのが、ジャンプだったんです。
それを超えるものは、ありませんでした。
「好き」とういう気持ちを周りが支えてくれて、
今日まで来ることができたのだと思っています。
Q 日頃大切にしていることは何ですか。
A 「気持ちの切り替え」です。
今は、常にジャンプのことだけを考えているという状態
でもなくなりました。
具体的には、音楽を聴いたり、散歩をするぐらいですが、
日常のささいなことも、
好きなこと(ジャンプ)の支えになっているという実感があります。
順調にいっている中でも、
時々、ミスや納得のいかない時があります。
でも、失敗を経験することで、
今、自分がやらなければいけないことがはっきりしてきます。
それを生かせば成功への準備ができます。
そうすることで、トレーナーやコーチをはじめ、
サポートしてくれている人たちに、
「結果」で恩返しができます。
Q 子どもたちへの応援メッセージをお願いします。
A まず、自分が好きなことを大切に。
そして、家族や周りの人たちがサポートしてくれていることを
忘れないでください。
他のことに目を向けてみることも必要です。
新しい見方が見えるかもしれません。
もう一つ。
「焦(あせ)らず、あわてず、諦(あきら)めず」の精神です。
これは、ワールドカップ遠征中に栄養士さんからいただいた言葉で、
いつも、何かがあると、思い出しています。
いかがですか。参考にしてくださいね。 校長 堤 泰喜
※高梨沙羅さんの詳細は、ココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)