学校日記

<校長室の窓> ジョン・ギャスライト氏から学ぶ

公開日
2016/09/05
更新日
2016/09/05

勝川小学校

勝川小学校の高学年の皆さんへ

ジョン・ギャスライトという人を知っていますか。
私が石尾台中学校長の時、この方に学校に来ていただいて、
生徒対象に講演をしていただきました。
その時のメモを紹介します。
次の言葉が印象に残りました。

ドリームメーカーになろう。
 家族や友達が頑張ろうとしているとき、
 その夢を“応援する人”をドリームメーカーと言う。
 家族や友達が落ち込んでいる時に、「君ならできるよ!」と
 励ます人もドリームメーカー。

○逆に、人が何かしようとしたときに、
「そんなの無理だよ」「前例がないよ」という人がいる。
 そういう人たちのことをドリームブレイカーという。
 人の夢を壊してしまう人達だ。
 そんな人に絶対になってはいけない!

○僕は子どもの頃、施設に入れられた。
 その時、友達が僕の背中を優しくさすってくれた。
 それは、彼が以前、先生に、
「きっといい奥さんをもらうわ!そして世界一のパパになれるわ。
 これから施設に入ってくる子に、
 優しく背中をさすって元気をあげてね。」
 と言われたからだった。
 その後、彼は、施設の園長になった。
 まさに、彼が出会ったその先生は、ドリームメーカーだった。

○海辺に流れ着いてきた「下駄(げた)」を見たときから、
 いつかサムライの国「日本」に行きたいという夢を持っていた。
 そして23歳でその夢がかなった。
 日本に来て、食べ物・言語などいろいろな壁にぶつかった。
 留学生の中には、「ぶつぶつ」文句を言う人がいた。
 でも、「ぶつぶつ病」は夢を壊す。
 視点を変えれば色々な発見ができるのだ。
 視点を変えれば“エキサイティング”になれるのだ。
「自分にはパワーがある」と信じれば、必ず前進できる。

○僕は、両腕がなくてもパイロットになった女性を知っている。
 彼女は足だけで操縦する。
「絶対にパイロットになる」という“夢”を持っていたからなれたのだ。

○逆に、プロバスケットの名選手が、
 たった1回のDRUGS(ドラッグ)で、
 一生を棒に振ってしまった例もある。
「正しくない」と思ったら、絶対に“断る勇気”が必要だ!
「正しくない」ことをしたら、必ず“夢”は壊れる。

ジョン・ギャスライト氏が、
講演の中で、もっとも伝えたかったことは、
次の5つではないかと、私は思いました。

■視点を変える!
■夢に向けて「できること」から始めよう!
■いろいろなことにチャレンジしよう!
■夢を持っている人を応援しよう!(ドリームメーカー)
■違いを認めよう!みんな違うから素晴らしい。

                        校長 堤 泰喜

※ジョン・ギャスライト氏の詳細は、ココをクリックしてください。