学校日記

<校長室の窓> 教職員研修から学んだこと

公開日
2016/08/22
更新日
2016/08/22

勝川小学校

保護者の皆様へ

本日午後、本校において、教職員研修を行いました。
日本アンガーマネジメント協会の武藤兼政氏を講師にお招きして、
「アンガーマネジメント」について学びました。
アンガーとは「怒り」と言う意味です。
それを「いかにコントロールするか」という内容でした。
印象に残った言葉をご紹介します。

■ 「叱る」は相手のため。
  「怒る」は自分のため。
  「叱る」時は、「私は○○してほしい」という
  「I message(私メッセージ)」で!

■ 怒りの感情のピークは、長くて「6秒」である。
  これをどう乗り切るかがポイント!
  6秒待つためのテクニックは7つある。
  一番良い方法は、心が落ち着くフレーズ『魔法の言葉』
  を唱えること。(例えば「ありがとう!」)

■ 自分が「〜すべき」「〜のはず」と思っている価値観と
  違う価値観に遭遇した時(自分の思いが裏切られた時)に、
  「怒り」となる。
  「価値観は多様である」と「受け入れる」ことが大切。

■ 「受け入れること」は「許容する」こと。
  許容できる心の範囲を広くすることが大切である。

■ 「受け入れること」は「自分の心身の健康」につながる。
  価値観の違う相手を受け入れることは、
  実は、「自分を幸せにすること」につながる。

この他、相手に不信感を与えるNGワードも教えていただきました。
(例「前から言おうと思っていたんだけど…」)

人はみな「価値観」が異なります。
それをどう受け入れるか。
そして、「心のコップ」をいかに大きくしていくか。
そして、子どもの思いをどう教師は受けとめていくか。
「教師は日々精進しなければいけない」と思いました。 校長 堤 泰喜

※日本アンガーマネジメント協会の詳細は、
 ココをクリックしてください。
※研修は、主に「ペア」で意見交換する形式で行いました。