平成28年度1学期 終業式 校長式辞
- 公開日
- 2016/07/20
- 更新日
- 2016/07/20
勝川小学校
今日で1学期が終わります。
楽しいい学校生活を送ることができたでしょうか。
校長先生は、この1学期、毎日、カメラを持って皆さんの教室に行き、
皆さんの勉強の様子を見てきました。
どの学年も、しっかり勉強していました。
立派です!
特に、6年生の授業中の「集中力」は、「素晴らしい!」の一言です。
さて、いよいよ夏休みが始まります。
夏休みは、
「誰にも指示されない自由な時間」
「自分の責任で使える時間」言い換えれば
「自分にまかされる時間」
が多くあります。
それをどう使うかがポイントです。
ぜひ、日ごろやれないことに、
夏休みだからできることに、
積極的にチャレンジしてほしいと思います。
そこで、皆さんに考えてもらいたいキーワードは、この言葉です。
「公言実行」
「これをやる!」と、みんなの前で言い切って、
「やり通す!」という意味です。
体操の内村航平選手の話をします。
普通のスポーツ選手は、
「結果はともかく全力で頑張ります!」という言い方をします。
この言い方は、結果を問われなくてすみますので、気持ちは楽です。
でも、内村航平選手は、4年前のロンドンオリンピックの時、
「金メダルを獲る!」と断言しました。
もの凄いプレッシャーを“自らに”課したのです。
そして、その言葉通り、金メダルを獲りました。
「公言実行」です!
すごい!と思いました。
皆さんも、この夏休みに「公言実行」してみませんか!
「自分はこれをやり通す!」と、
はっきりとみんなの前で公言することは勇気のいることですが、
そうすることで、自分を奮い立たせることもできますし、
くじけそうな時も「よし頑張るぞ!」と、
自分を律することができるのではないかと思います。
例えば、
「夏休みは、1日最低4時間は勉強する!」
「夏休みは、最低でも10冊は本を読む!」
「夏休みは、毎朝、欠かさずジョギングをして体を鍛える!」
「夏休みは、毎日、朝早く起きて、ラジオ体操をする!」
「夏休みは、必ず25メートル泳げるようになる!」
「夏休みは、1日も休まずに部活を頑張る!」
「夏休みは、毎日、夕食のお手伝いをする!」
「夏休みは、毎日、家の掃除をする!」
など、おうちの人に、ぜひ「公言」し、実行してください。
校長先生は、夏休みは、毎日、
お仕事が終わった後(勤務時間終了後)、
1時間ずつ、英語の勉強をします!
必ず実行します!
さて、皆さんも知っているとおり、この夏休みは、
ブラジルのリオデジャネイロで、オリンピックが開催されます。
校長先生の好きな言葉に、
「頑張っている人の姿は美しい!」
という言葉あります。
一流のアスリートたちの美しい姿を見て、
たくさん、感動をもらいましょう!
先生が、注目している日本人選手は、
さきほど紹介した、体操の内村航平選手。
リオでは、試合前にどんな言葉を「公言」し、
試合で、どんなパフォーマンスを見せてくれるか、
とても楽しみです。
そのほかにも、
同じく体操の白井健三選手の床運動
男子400メートル個人メドレーの萩野公介選手
フェンシングの太田雄貴選手
女子柔道の松本薫選手
女子レスリングの吉田沙保里選手
女子卓球の石川佳純選手
など、たくさんいます。
みなさんは、どうですか。
こういった選手から、
いっぱい感動をもらいましょう!
皆さんに約束してほしいことがあります。
オリンピックをテレビで見すぎて、
「夜ふかし」を、絶対にしないでくださいね。
長くなりましたが、2学期の始業式に、
一段とたくましくなった皆さんと
また会えることを楽しみにしています。
お話終わります。
(写真は児童に見せたスライドです。すべてではありません。)