学校日記

<校長室の窓> ボランティア

公開日
2016/07/14
更新日
2016/07/14

勝川小学校

勝川小学校のよい子の皆さんへ

皆さんも知っている通り、勝川小学校のPTAは、
「ボランティア」がとてもさかんです。
「読み聞かせボランティア」
「花ボランティア」
「安全見守りボランティア」
などがあり、積極的に活動をしてみえる保護者の方々に、
私は、校長として、心から感謝しております。
また、心から敬意を表します。

「ボランティア」とは、
もともと「自分から進んで願い出る人」を意味します。

そして、ボラティア活動には、
次の5つの基本的な性格があると言われています。
1つ目は「自ら進んで」という自発性です。
2つ目は「対価を求めない」という無償性です。
3つ目は「社会のために」という公共性です。
4つ目は「他に先駆けて」という先駆性です。
5つ面は「自分のためにもなる」という自己啓発です。


まとめるとボランテァイ活動とは、
「自ら進んで、お金や物を求めることなく、
 社会のために行う活動」
「自分自身のために行う活動でもあり、
 活動を通して、なによりも自分自身の心が成長する」

ということになります。

ここで、興味深い話を紹介します。
皆さんが授業中に先生から、
「この問題、誰か前に出てやってくれか」とよく言われると思います。
英語の発祥地であるイギリスの学校では、
こういう時に、
「だれかボランティアはいませんか」という表現をするそうです。
つまり、自分から進んで、無償でクラスのみんなのためにやるときに、
ボランティアという言葉を使うのです。


イギリス流に考えれば、
教科の授業中に先生の質問に、手を挙げて積極的に答えたり、
意欲的に活動することも、「ボランティア」ということになります。

また、イギリス流に考えれば、
学級の話し合い活動や役割分担を決める際に、
自ら進んで、学級のために、積極的に発言したり、
様々な活動をしたりすることも「ボランティア」です。

児童会の執行委員の選挙の時に立候補するのも、
児童会の執行委員さんが、活動をに進めるのも、
広い意味で「ボランティア」なのです。

勝川小学校の皆さんが、
夏休みに、「地域」のために、
2学期以降、「クラス」や「学校」のために、
「ボランティア精神」を、ますます発揮していることを、
心から期待しています。
                   校長 堤 泰喜