学校日記

<校長室の窓> 永久欠番

公開日
2016/06/29
更新日
2016/06/29

勝川小学校

勝川小学校の高学年の皆さんへ

永久欠番(えいきゅうけつばん、英語:retired number)とは、
背番号などを使用するスポーツにおいて、
大きな功績を残した人の使用した背番号を、
その人の栄誉と栄光の歴史を、末ながくたたえるために、
団体内で、その人物のみが使用できるように
欠番にした番号を言います。

例えば、日本のホームラン王の王貞治選手の背番号「1」は、
読売ジャイアンツの中で、「永久欠番」になっています。

数年前、京都教育大学附属小中学校の研究発表に参加した際、
オープニングで、中島みゆき作詞の「永久欠番」の朗読があり、
とても印象に残りました。

その歌詞の最後の部分の言葉です。

  100億の人々が
  忘れても 見捨てても
  宇宙(そら)の掌(てのひら)の 中
  人は 永久欠番
  宇宙の掌の中
  人は 永久欠番

私は、こう考えました。
私たち人間は、一人一人が、みな違っている。
人類の歴史上、自分と同じ人間は存在しない。
人類の未来においても、自分と同じ人間は存在しない。
人は皆、だれもが「永久欠番」をつけているのだ!
 校長 堤 泰喜

※「永久欠番」の曲は、ココをクリックしてください。