学校日記

<学校紹介> 金子みすゞ(ず)の詩の額縁

公開日
2016/04/28
更新日
2016/04/28

勝川小学校

職員玄関の奥に、金子みすゞの詩の額縁が飾ってあります。

以前、本校に勤務してみえた長縄先生が、
寄贈してくださいました。
「書」も、長縄先生の自筆です。
素敵ですね!
長縄先生は、もうお亡くなりになりましたが、
長縄先生の「子どもへの思い」は、今も生き続けています。

ここで、この詩の全編をご紹介します。

星とたんぽぽ  金子みすゞ

青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきにだァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

(『金子みすゞ童謡全集』より引用)

金子みすゞは、素晴らしいセンスの持ち主です。
これから、時々、勝川っ子に、彼女の詩を紹介したいと思っています。
金子みすゞの詳細は、ココをクリックしてください。

下の写真は、山口県仙崎にある「金子みすゞ記念館」です。(堤撮影)