<校長室の窓> 「平成28年熊本地震」に思う
- 公開日
- 2016/04/27
- 更新日
- 2016/04/27
勝川小学校
今回の地震で、49名の方が亡くなられました。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
熊本県や大分県では、
たくさんのボランティアやNPOの方々が活躍しています。
日本人の素晴らしさだと思います。
また、これだけの被害がありながら、
「パニック」にならず、
避難所では、被災者の方は、水や救援物資をもらうために、
整然と「列」をつくってみえます。
この光景を見て、外国人は驚いています。
やはり、「日本人はすごい!」「日本人は強い!」と思います。
被災地の、一刻も早い復興を、心から祈ります。
<勝川小学校のよい子の皆さんへ>
私たちにできることは何でしょう。
明日、児童会の子が、「熊本地震義援金」を集めてくれます。
児童会執行部の子が考えた取り組みです。
とても、良い取り組みです!
みんなで、協力しましょう!
「100円では足らない!」という人は、
色々なお店に「義援金箱」が設置されています。
おうちの人と一緒に、義援金に協力しましょう。
義援金は、救援物資や復興のために使われます。
他にも、やれることがあったら、
おうちの人と話し合って、実行に移しましょう!
私たちにできることは、これだけでしょうか。
「被災者の方々の健康を祈る…。」
「被災地の復興を祈る…。」
これらは、とても大切なことですね。
校長先生が、皆さんに訴えたいことは、他にもあります。
それは、「感謝する」ということです。
今、「自分が生きている」ことに感謝しましょう。
そして、一生懸命、生きましょう!
今、「学校で勉強できること」に感謝しましょう。
熊本では、15万人の子どもたちが、学校に通えずにいます。
学校で勉強できることは、幸せなことなのです。
だから、一生懸命、勉強しましょう!
それから、大切なことは、「熊本地震から学ぶ」ということです。
この地方も、いつ地震が起こるかわかりません。
しっかり、備えましょう!
そして、最後にもう一つ、大切なことがあります。
それは、「忘れない!」ということです。
今回の「平成28年熊本地震」も、
5年前の「東日本大震災」も、絶対に忘れない!
そして、困っている人がみえることを
絶対に忘れない!ことが大切なのです。
今の日本人に大切なことは、「絆(きずな)」です!
校長 堤 泰喜