<校長室の窓> 志賀内泰弘氏から学ぶ
- 公開日
- 2016/04/20
- 更新日
- 2016/04/20
勝川小学校
保護者の皆様へ
私が愛読しております『プチ紳士からの手紙』の
編集人の志賀内泰弘氏の言葉をご紹介します。
(以下、『プチ紳士からの手紙』より引用)
小・中学校で講演させていただくことがあります。
そんな時、「負け方」や「転び方」を学ぼうという話をします。
学校では、「どうしたら上手くゆくか」を教えられます。
でも、人生において、成功なんてほとんどないのです。
99%が失敗の連続。
問題は、失敗した時、どうやって起き上がるか。
転んだ時、大けがをしないで済むかということです。
そんなことは、誰も教えてくれませんでした。
だから、社会に出て、ちょっと壁にぶち当たると、
「困った」「困った」と悩むことになるのです。
わたしも例外ではありませんでした。
そして、たくさん負けたり転んだりすると、いい事があります。
それは、弱者の気持ちが理解できるようになることです。
(引用終わり)
いかがでしょうか。
この文章を読んで、徳川家康の有名な言葉を思い出しました。
勝つことばかり知りて
負くる事を知らざれば
害、其の身に至る
負けたり転んだりすると、弱者の気持ちが理解できるようになる。
本当に、その通りだと思います。
大切にしたい考え方です。
(写真出典 Yahoo!画像)