胃腸風邪に注意
- 公開日
- 2008/01/10
- 更新日
- 2008/01/10
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愛知県下には、昨年暮れ(12月20日)に「感染性胃腸炎警報」が発令されました。
感染性胃腸炎はウィルスなどによって引き起こされる胃腸の疾患で、例年、秋から冬にかけてノロウィルスをはじめとするウィルスによるものが多く発生しています。ウィルスによる感染性胃腸炎はウィルスが口から入ることにより感染しますが、ノロウィルスは特に感染力が強く注意が必要で、食べ物や水などに含まれるウィルスだけでなく、
患者の便や嘔吐物に含まれるウィルスによる二次的な感染もあります。 症状は主に、発熱、下痢、吐き気、腹痛などが見られ、これらの症状が様々な組み合わせで現れます。 ウィルス性の感染性胃腸炎にはワクチンがないため、予防が大切になってきます。感染予防対策としては、以下のことが推奨されます。
① 食事前、トイレの後、帰宅時などに手洗いを励行する。
② 加熱が必要な食品は十分に加熱する。
③ 患者の嘔吐物などは、手袋・マスク・塩素系消毒薬などを使って
適切に処理する。
症状が現れたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう!