学校日記

今日(4月18日)は何の日?

公開日
2013/04/18
更新日
2013/04/18

学校の窓

今日は「発明の日」です。

「発明の日(4月18日)」とは、今から1885年(明治18年)4月18日に、
現在の「特許法」の前身である「専売特許条例」が、
初代特許庁長官を務めた高橋是清らによって公布されたことを記念して、
特許、意匠、商標などの産業財産権制度の普及・啓発を目的に、
昭和29年に制定されました。

アメリカの第16代大統領、エブラハム・リンカーンは、
大統領に就任する前年の1859年の演説で、
「特許法は、発明者に一定期間、独占権を補償することによって、
 天才の火に利益という油を注いだ」と述べています。
特許制度に支えられた産業を礎として、
20世紀にアメリカは大いなる繁栄を遂げました。

我が国においても、1885年に特許制度が導入されてから、
多くの発明者や研究者の方々が知恵を絞って研究を続け、
これまでなんと470万件もの特許が生み出され、
私たちの生活を便利にしてきました。
特許制度は、
日本人の技術を支え経済成長をもたらす重要な役割を果たしてきました。

「発明の日」を機に、未来を拓く産業財産権制度の重要性について、
みなさんも考えてみませんか。