学校日記

修了式 校長式辞

公開日
2013/03/22
更新日
2013/03/22

学校の窓

今日は、修了式です。
1年の締めくくりの式ですね。
こうして、皆さんを見ていますと、
2年生は、「最高学年」らしい凛々しい表情をしていますね。
1年生も、1年間で本当に成長したと思います。

さて、今日は『ハチドリのひとしずく』というお話を紹介したいと思います。
スクリーンを見てください。

このお話は、南米アンデスの先住民に伝わるお話で、とても短いお話です。


森が燃えていました
森のいきものたちはわれ先にと逃げていきました
でも、「クリキンディ」という名のハチドリだけは
いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして、いったい何になるんだ」と言って笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」


皆さんは、このお話を聴いてどう思いましたか。
この本は、日本人の辻信一という方がつくったものですが、
ノーベル平和賞の受賞者で、世界の「環境大使」「平和大使」として
活躍されたケニアのワンガリ・マータイさんは、このお話を聴いて、
次のような感想を述べています。

「この短いお話にすべてが言い尽されていると思うの。
地球には大きな問題がいっぱいで、
それを考えるだけで、気が遠くなりそう。
自分にできることなんか何もない、と思いがち。
でもどんな困難の中でも私たちにできることはちゃんとある。
ひとりひとりがハチドリなの。」

今日のキーワードはこの言葉です。
「いま、私にできること」

例えば、生徒会が行ってきたベルマーク運動は、
東日本大震災復興に向けて、今、私たちができることを実践した
素晴らしい取組だったと思います。
また、石尾台中学校の校区も、“地球の一部”です。
校区の公園を清掃することは、地域に貢献する行為だけでなく、
「地球を美しくする活動」なんですね。
また、福祉ボランティアは、人と人とのつながりを大切にする活動です。
一人一人がボランティア精神を持っていれば、
社会は、間違いなく良くなると思います。

ぜひ皆さん、学級の中で、部活の中で、生徒会活動で、
そして家に帰れば家庭の中で、地域で、
「今、私ができること」を考え、実践していってほしいと思います。

そして、「今、私ができること」
先生が、今、一番皆さんに訴えたいこと、
それは、
将来、社会に貢献できる立派な大人になれるよう、
「一生懸命勉強や運動に励み、心と体を鍛えること」
そして「一日一日を大切に生きること」です。

さて、1年生は4月から“先輩”と呼ばれるようになります。
2年生は、最上級生、まさに石尾台中の“顔”になります。
ぜひ、新しく入ってくる1年生とともに、
さらに素晴らしい石尾台中学校を創っていってほしいと思います。
そのためには、心の準備が必要です。
新年度に良いスタートを切るために、
この春休み、「自分にとって何が必要か」をしっかり考え、
しっかりと準備をしてくださいね。
ボーっとしているとあっという間に終わります。
しっかり準備した人は、新学年でいいスタートが切れると思います。
頑張ってください。
4月にまた、元気な皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
お話終わります。