集会 校長講話
- 公開日
- 2013/03/11
- 更新日
- 2013/03/11
学校の窓
まず、最初にお礼を言いたいと思います。卒業式についてです。
卒業生の合唱「旅立ちの日に」も素晴らしかったのですが、
在校生の皆さんの「校歌」も本当に素晴らしい合唱でした。
また、準備や片付けもたいへんだったと思います。お疲れ様でした。
素晴らしい卒業式にしてくれて、本当にありがとう!
すべてにおいて立派だった3年生が卒業しました。
3年生が残してくれたものは、皆さんの心の中に刻まれていると思います。
それを、土台にして、
皆さんの力で、“新しい石尾台中学校”を創っていって下さいね。
さて今日は、先生が尊敬するドロシー・ロー・ノルト博士が書かれた
『いちばん たいせつなこと』という本を読みたいと思います。
1 かならず じゅんばんは まもりましょう。
(JRの電車などで横入りする人は人として恥ずかしいですね。)
2 じぶんが やるべきことは きちんと やりましょう。
(与えられた仕事や役割を、責任をもってやるということですね。)
3 だれかの やくにたって あげましょう。
(「情けは人のためならず」という言葉があります。誰かに親切に
すると、巡り巡って必ず自分のところにかえってくるものです。)
4 やると いったことは、かならず さいごまで やりましょう。
(まさに「有言実行」「公言実行」ですね!)
5 みんなと いっしょに いる じかんを たいせつに しましょう。
(学校は、まさにみんなといる時間です。大切にしましょう!)
6 ルールは きちんと まもりましょう。
(ルールの一番の基本は「時間を守る!」ということですね。)
7 まもれる やくそくだけ しましょう。
(できないことを約束すると、自分が苦しくなってしまいます。)
8 やると きめたことは、さいごまで やりとげましょう。
(まさに「初志貫徹」。あきらめずにやり抜く忍耐力が必要ですね。)
9 おこったことは、ありのままに はなしましょう。
(誤りや失敗は誰にもあります。大切なことは正直に言う心ですね。)
10 かぞくを たいせつに する きもちを つたえましょう。
(お父さん大好き!お母さん大好き!など、照れくさいけれど、
家族を思っているということを、言葉にできたら素敵ですね)
11 しっぱい しても そこから なにかを まなびましょう。
(失敗は成功のもとですね。失敗からいかに学ぶかが大切です。)
12 まちがいや しっぱいを ゆるして あげましょう。
(「寛容」という言葉があります。広い心をもつことが大切です。)
13 ただしいことをしましょう
(英語で正しいことを the right thing と言うそうです。
14 じぶんの からだを たいせつに しましょう。
そして、
じぶんの からだに よいことを しましょう。
(「早寝・早起き・朝ごはん」を実行していますか。)
15 すてきな じぶんに なるためのことは、なんでも やりましょう。
(何事にも果敢にチェレンジですね!)
16 うつくしい せかいを みつめましょう。
(私は、今日の朝、ウォーキングをしていて「北斗七星」の美しさに
感動しました。)
そして、いちばん すてきな じぶんに なりましょう。
いかがですか。一つでも、皆さんの心に残ってくれたら嬉しいです。
さて、今日は3月11日です。
2年前に東日本大震災がありました。
今から、亡くなられた方々に対して、「黙祷」をささげたいと思います。
<黙祷>
今、なお、30万人以上の人が、仮設住宅で暮らしています。
復興も遅れている現状ですが、
私たちは、私たちで、「今やれること」をしっかりやっていきましょう。