学校日記

自分を信じて

公開日
2013/02/02
更新日
2013/02/02

学校の窓

3年生の皆さんへ

私学一般入試が近づいてきました。
この土日を有意義に過ごしてください。

<ポイント1>
意識して心を鎮(しず)める時間をつくってください。
著書『生き方』がベストセラーになっている稲盛和夫さんは、
「1日1回、深呼吸をして、必ず心を鎮める時間をつくりなさい」と言っています。
サッカー日本代表の長谷部誠さんは、著書『心を整える。』の中で、
「部屋に戻る。電気をつけたままにして、ベッドに横になる。
 音楽もテレビも消す。そして目を開けたまま天井を見つめるようにして、
 息を整えながら全身の力を抜いていく。
 大事なのはザワザワとした心を少しずつ沈静化していくことだ。
 練習と緊張でざらついた心をメンテナンスしてあげるのだ。」
と言っています。
たとえ30分でいいので、意識して心を鎮める時間をつくり、
勉強と緊張で、ざらついた心を、「自分なりの方法」でメンテナンスしてください。

<ポイント2>
いい意味で、“前向き”に開き直ってください。
確かに受験は、ある意味「戦い」ですが、「命」をとられるわけではないのです!

<ポイント3>
自分を信じる!
これが大切です。
皆さんは、一生懸命、授業に取り組んできました。
3年生の先生方も、一生懸命授業をしてきました。
深い絆で、手を携えて、ここまで一緒に頑張ってきたのです。
これまでやってきたことを信じることが、何より大切です。
そして「自分はできる!」と自分に言いきかせることが大切です。

<ポイント4>
皆さんが、夏の体育大会に出かける前の「壮行会」で紹介した詩を覚えていますか。

もし,あなたが負けると考えるなら,あなたは負ける。
もし,あなたがダメと考えるなら,あなたはダメになる。
もし,あなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら,
あなたは絶対に勝てない。
もし,あなたが失敗すると考えるなら,あなたは失敗する。
世の中を見てみろ。
最後まで成功を願い続けた人だけが,成功しているではないか。
すべては人の心が決めているのだ。
もし,あなたが勝てると考えるなら,あなたは勝てる。
向上したい,自信を持ちたいと,もしあなたがそう願うのなら,
あなたはその通りの人になる。
強い人が勝つとは限らない。
私はできる。
そう考えている人が結局は勝つのだ。  ナポレオン・ヒル著『成功哲学』より

つらいのは、自分だけではありません。
友達も歯を食いしばって頑張っています。
この私学一般入試で、1校でもいいので「合格」を手にしたら、
大きな自信になります。
これに勝る「精神安定剤」はないでしょう。

あと少し、頑張ってくださいね!心から応援しています。 校長 堤 泰喜