激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスなどの感染性の胃腸炎の患者が、ことしは、この５年間で最悪のペースで増えています。
冬に流行するノロウイルス。
感染力が非常に強く、ウイルスがついた手や食べ物などを介して口から感染し、
激しいおう吐や下痢を引き起こします。
健康な大人の場合は、数日で回復しますが、子どもは脱水症状を起こして重症化したり、吐いた物をのどに詰まらせて窒息し死亡したりするおそれがあり注意が必要です。
【手洗い】
爪を短く切ったうえで、石けんを十分に泡立てて、
ブラシなど使って指の間や爪まで入念に洗いよくすすぐことがポイントです。
帰宅した時や、調理をする前、食事の前、トイレのあと、
それに、感染した家族がおう吐したものの処理をしたあとなどには、
丁寧に手洗いすることが大切です。