学校日記

文化祭を終えて

公開日
2012/11/02
更新日
2012/11/02

学校行事

2日間にわたり「文化祭」を開催しました。
多くの保護者の方々にお越しいただき,
生徒に温かい声援を送っていただきましたことに,深く感謝を申し上げます。
私自身,いろいろと感じたことがありましたが,4つに絞ってご報告します。

一つ目は「一体感」です。
ステージ発表では,緊張の中でも,出演者は100%の力を出してくれました。
一生懸命「演ずる人」がいて,一生懸命「鑑賞する人」がいる。
そこには,まさに「一体感」が生まれていました。
狂言方の野村氏も「素晴らしい生徒さんですね!とてもやりやすかったです。」
と石中生を褒めてくださいました。
出演者に心からあたたかい拍手とエールを送る。
その鑑賞態度に私は感動しました。

二つ目は「発見」です。
文化祭開会式で,私は生徒にこう言いました。
体育館・武道場等の展示発表では,
ぜひ,友達のいいところを「発見」してください。
そして,発見し感動した思いを,その人に伝えてあげてください。
「すごいね!」「ここがよかったよ!」と褒めてあげてほしいのです。
そのことが,ひいては“自分の成長”につながると思います。・・・と。
実際に,生徒たちはお互いの作品の良さを認め合い,語り合っていました。
友達の良さの「発見」と「思いを伝える」ことが,
さらに友情を深めることにつながったり,お互いに,
いい意味で“切磋琢磨”していくことにつながったらいいなと思っています。

三つ目は「絆」です。
言うまでもなく,合唱コンクールのことです。本当に感動的でした。
クラスのみんなが心を一つにして,一つのハーモニーをつくる。
その中で,クラスの「絆」がより一層強まったと思います。
3年生の中には,歌い終った直後に,涙を流している生徒が沢山いました。
「やり遂げた」「歌いきった」「頑張りぬいた」「みんなと一つになれた」など,
万感の思いがこみあげてきたのだと思います。
その姿に,私もつい涙腺が弛みました。
どのクラスも見事に“団結力”を見せてくれました。

四つ目は「みんなが主役」です。
文字通り,みんなが主役の文化祭でした。
特に,“裏方”として頑張った文化祭実行委員を,
心から褒め称えたいと思います。
実行委員の生徒達は,これまでの準備の過程の中で,
また,当日のステージマネージメントの中で,
何事にもかえがたいものを得たのではないかと思います。
本当にお疲れ様でした!

「刻め魂の乱舞!響け青春の鼓動!」
このスローガンのように,石中生みんなの力で,文化祭を成功させました。
石中生の皆さん!たくさんの感動をありがとう!!
                               校長  堤 泰喜