部活報告会 校長の言葉
- 公開日
- 2012/07/30
- 更新日
- 2012/07/30
学校行事
夏の大会・コンクールなどで優秀な成績を収めた人たちの報告を受け,
とてもうれしく思います。
本当におめでとうございます!心から祝福します。
特に,バレーやテニスの試合などでは,「あきらめない!」ことの大切さを,
先生は選手の皆さんから教えていただきました。本当にありがとう!
また,美術部の作品は,一つ一つが中学生の作品とは思えないほど,
素晴らしいものばかりで,展示場で体が震えるほど感動しました。
今後,「県大会」「東海大会」に出場する人もいます。
ぜひ,「石中魂」で頑張ってくださいね!
残念ながら思い通りの結果を出せなかった部活もありました。
例えばサッカー部。準優勝をした高森台中学校との戦いは,まさに壮絶でした。
「○○君のシュートが見たい!見たい!見たい!」と唄う応援団の歌も,
競技場に大きく響き渡っていました。チームがまさに一体化していました。
サッカー部の諸君。胸を張ってください。君たちは輝いていました。
当日の試合もさることながら,毎日毎日,練習で,運動場を走り続けた君たちの頑張りに,先生は敬意を表したいと思います。
バスケットの皆さんも“うだるような”体育館での猛練習に耐え抜きました。
本当にお疲れ様でした。
卓球部は1年生での出場でしたが,2年後には,きっと優勝旗を持ってきてくれると思います。
吹奏楽も悔しい思いをしましたね。「銀賞」でした。
あんなに練習したのに・・・という思いはあるでしょう。
でも君たちは,今回のコンクールで最も難しい曲にチェレンジしました。
素晴らしいことです!
体操の内村航平選手は,北京オリンピックでは個人総合「銀メダル」でしたが,
その時,内村選手の母親が言った言葉が「『銀』という字は『金』よりも良いと書くのよ!」です。この言葉を励みに内村選手はロンドンで「金」を目指します。
吹奏楽部の皆さんも,悔しさを“バネ”にして頑張ってください。
林望という作家の言葉にこんな言葉があります。
努力というものは,
本来なかなか報われないのだけれども,
報われるべき『時』っていうのがあるものです。
かならずチャンスはめぐってくる。
君たちの汗と涙の「努力」は必ず報われる時がくる。
先生は,そう信じています。
それは,いつかはわからない。どういう形かはわからない。
部活で得た“忍耐力”や“集中力”が,すぐに「受験での成功」という形であらわれるかもしれない。高校になってから,あるいは大人になってから中学生の時の努力が報われるかもしれません。
君たちの努力が「決して無駄にはならない」ことは,まぎれもない真実です!
いずれにしても,この報告会は,3年生にとっては「小さな卒業式」ですね。
多くの人が部活を引退して,これからは勉強に励むことになります。
頑張ってください。
1・2年生の皆さん,3年生が築いてくれた「伝統」「土台」の上に,
しっかりと新チームをつくっていってくださいね。