集会 校長講話「プラス思考で生きよう!」
- 公開日
- 2012/04/16
- 更新日
- 2012/04/16
今日の石尾台中
今日は「プラス思考」についてお話します。
この絵を見てください。
コップに半分水が入っています。
これを見てどう思いますか。
心理学者によって諸説がありますが,
一般的には,マイナス思考の人は,この絵を見て「もう半分しかない」と思い,
プラス思考の人は,「まだ半分もある」と思うそうです。
心理学の例え話でこんな話もあります。
昔,ある靴の会社がありました。
作った靴を海外に輸出しようとして,2人のセールスマンを,アフリカのある国に,派遣しました。
しばらくして,1人のセールスマンから国際電話がかかってきました。
「社長,絶望です。この国の人はまだ誰も靴を履いていません」
その後,もう1人のセールスマンから電話がかかってきました。
「社長,最高です。この国の人はまだ誰も靴を履いていません」
このお話の意味がわかりますか。
最初に電話をしたセールスマンは,
この国の人は誰も靴を履いていないから「自分の会社の靴が売れるわけがない」って思いこんでしまいます。どうやって売っていいかわからない。だから「絶望」してしまうのです。
マイナス思考の人ですね。
ところが,後で電話してきたセールスマンは,この国では,誰も靴を履いていないから,靴の良さをアピールすればいい。工夫次第では,皆が靴を買ってくれる可能性がある。「最高だ!」と思うのです。
まさに,プラス思考の人ですね!
クラスも同じですね。
4月に新しいクラスになった時,「友達が一人もいなくて,もうがっかり」と考えますか。それとも「友達をたくさんつくるチャンスだ!」と考えますか。
部活も同じですね。
例えば,1年生が期待して入ったある部活が弱かったとします。(石中はどの部も強いですが…)そのとき,「あぁ,がっかりだ。これでは県大会は無理だ…」と思いますか,それとも「最高だ!レギュラーをとって,僕の力で絶対に初優勝させてやる!」と思いますか。
どちらが楽しい学校生活になるでしょう。
今年の出校日は8月21日です。夏休みの終盤にさしかかっています。
その時,「あぁ,夏休みはあと10日あまりしかないのか」と捉える人は,マイナス思考。「まだ,10日以上もあるぞ。GWよりも長いぞ。よし!勉強頑張るぞ!」と考える人は,プラス思考の人だと思います。
先週,学級写真を撮りました。
301が数枚の写真を撮り,これでOKということで,みんな写真隊形をくずしていました。しかし,ある理由で,もう一度撮り直すことになりました。「面倒くさいなぁ」と思った人もいたかもしれません。その時に,担任の山岡先生が「たくさん写真が撮れるということはいい写真がとれるチャンスが増えるということよ!」とおっしゃいました。
まさに「プラス思考」ですね。先生は,その時,「プラス思考」の山岡先生は,きっと豊かな人生を送られるんだろうなと思いました。
ものごとを“プラス”にとらえるか,“マイナス”にとらえるか。
ものごとを“ポジティブ”に考えるか,“ネガティブ”に考えるか。
どちらが「楽しい人生」「豊かな人生」になるでしょう。
同じ人生なら,「プラス思考」で生きようではありませんか!