学校日記

12月2日(月) 集会

公開日
2019/12/02
更新日
2019/12/02

今日の石尾台中

12月2日(月)に集会を行いました。
まず最初に尾書研書写作品コンクールの表彰伝達が行われました。

人権週間(12月4日〜10日)を機会に、人権尊重の精神を高めてほしいということで、校長先生より人権に関する講話をいただきました。

ラグビーワールドカップで、日本代表がスコットランドに勝ちベスト8に残った時の写真、錦織選手が全米オープン準決勝でジョコビッチに勝った時の写真、卓球の張本選手が水谷選手に勝った時の写真など一流アスリートたちが勝った時、喜びを素直に表現している様子がまずスクリーンに映されました。

次に、リオオリンピック柔道73kg級代表で金メダルを取ったときの畳の上での大野選手の映像が映されました。その表情は、今まで映された一流アスリートとは違い、喜びを全く表に出していません。なぜなら、大野選手には、金メダルを取った喜びはあるが、それ以上に相手を尊敬しているので、自分の勝利を喜ぶのは礼に欠けると判断したからでした。

最後に、校長先生からは、「喜びを素直に表現してはいけないということではなく、相手を尊敬する心、思いやる心を大切にしてほしい。試合の中で相手のミスで得点を得たときに喜ぶような選手にはなってほしくない。相手への敬意に欠けた喜びも表現してほしくない。」という話でまとめられました。

「相手を尊敬する心」「思いやる心」があれば、相手とトラブルになることもないですし、相手を傷つけることもありません。

人権週間を機会に、今までの自分を振り返り、相手の人権を大切にした言動を心がけていきましょう。