≪校長室の窓≫ 化粧について考える
- 公開日
- 2014/03/19
- 更新日
- 2014/03/19
学校の窓
先日、JRに乗っていましたら、厚化粧の高校生に出会いました。
私は、とても残念に思いました。
「化粧」とは「化ける」「粧う」と書きます。
すなわち、「美しく化ける」という意味です。
人間は常に美しくありたいと願っています。
化粧をして、より美しくなれば、意味のあることですが、
化粧をして、もし醜くなるとしたら、本末転倒です。
若いうちは、肌はやわらかく潤い、
唇も赤く、生き生きと輝いています。
人間が一番美しいのは「若さの美しさ」です。
どんな高価な化粧品よりも、どんな高級な服装よりも、
「若さの美しさ」にかなうものはありません。
「しなやかさ」「軟らかさ」「輝き」は、若者だけの宝物です。
「若さ」こそは、どんなにお金を積もうとしても買うことのできない、
かけがえない貴重な所産です。
中学生・高校生の時代は、一生のうちで一番美しいときです。
一生のうちで一番輝いているときです。
ですから、中学生・高校生のうちは、化粧は必要ないと思うのです。